インナーガレージ7つのメリットと4つの注意点 - 高崎市の注文住宅ならオールハウジング

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2024/11/22

インナーガレージ7つのメリットと4つの注意点

#住宅知識 

インナーガレージ(ビルドインガレージ)とは建物内に駐車スペースを設ける方法です。弊社もインナーガレージを得意としている会社なのでお客様からご要望頂くことも多いのですが注意点もあります。
メリットをお伝えしつつ、注意点もこの記事で解説いたしますので参考にしてください。オールハウジングで実際に施工した事例もご紹介します。

私たちが主に施工しているエリアの群馬県は「1世帯当たり普及台数」が都道府県別ランキング第4位になるほど車社会です。(自家用乗用車の世帯当たり普及台数2023年度)
車がないと生活ができないという土地柄ですので家づくりと駐車スペースはセットで考える必要があります。そんな駐車スペースの選択肢の1つとされるインナーガレージ。まずはメリットから見ていきましょう。

インナーガレージのメリット

1.見た目がカッコいい

ワクワクしてしまうような見た目。それが気に入ってしまう人も多いのではないでしょうか?
メリットは沢山ありますが、とにかくカッコいい憧れのガレージが欲しいというお気持ちもよく分かります。

2.車を守れる

上州の3Kといえば、かかあ天下と空っ風(からっかぜ)、それに雷。上毛かるたでも詠まれるくらい群馬県の名物となっています。
夏は40℃の強い日差し。赤城おろしや榛名からの空っ風。日暮れ時に降る急な大雨。雷。インナーガレージならそんな群馬の厳しい気候から大切な愛車を守ることができます。

3.雨の日も濡れずに乗り降りが可能

傘を差さずに車から玄関まで移動できる設計ができます。「ビルドインガレージ→玄関→シューズクローク→パントリー」というラクラク導線を希望されるお客様も多いです。
荷物を沢山抱えていても安心。傘で車内を濡らすことがないのも嬉しいポイントですね。

4.愛車と一緒に時間を過ごすことができる

大切な車を移動手段だけではなく、家族と変わらない同じ時を過ごす仲間として感じていらっしゃればインナーガレージはおすすめです。
リビングや書斎に窓ガラスを設けいつでも眺められるよう設計し、一体感を持たせることができます。

5.プライベートなフリースペースとしても活用できる

車が止まっていない土間スペースはお子さんの子供プールや仲間たちとBBQをする場所としても活用できます。
プライベート空間にしてしまえば周りに気兼ねなく思いきり遊ぶことができます。

6.盗難防止にもなる

最近では車の盗難の仕方も巧妙になっています。シャッターを設置すれば窃盗犯の狙いから外される可能性も高くなります。
被害を未然に防ぐためには効果的です。

7.街中でも土地の形状によっては駐車場スペースを広く取れる

駅周辺など、土地目一杯に建物を配置すると駐車場スペースが十分取れないというケースがあります。そんな時インナーガレージは大活躍します。
限られた敷地を有効に使い、駐車場も家の間取りも希望通り叶えることができます。

インナーガレージはご覧のようにメリットも沢山ありますが注意点もありますのでこちらもお伝えします。群馬県の場合の話もあるのでご容赦ください

インナーガレージの注意点

1.建築費用が高くなりがち

インナーガレージを採用すると、一般的には建築費用が高くなります。大きな開口部を設けることで建物の強度が低下するため、強度を高める工法が必要となるためです。
ガレージの使い勝手を良くするための電動シャッターや、排気ガスを効果的に室外に排出する換気システムなどの導入も必要になります。
インナーガレージの必要性と費用面のバランスを検討しましょう。

2.インナーガレージ+平屋の家は広い土地が必要

群馬は比較的土地が広いことが多いので狭小地の1階部分にインナーガレージの施工というのはそこまでありませんが、車を守ったり、ライフスタイルを考えた上でご希望頂くことが多いです。
最近多いのが平屋との組み合わせで、どちらもある程度広さが必要なので広い土地が必要になります。理想によっては選ぶ土地を希望から少し外し、土地の広さを優先する必要が出てくるかもしれません。

3.希望の間取りが叶えられない可能性がある

建築地によってインナーガレージと玄関の位置がおおよそ決まってきます。土地の形状や周りの家の配置などでも変わりますが100%希望の間取りを叶えられない可能性も考えられます。
予算に上限が無ければ良いのですがそうもいかないので、どうしても希望が叶わないときは優先順位や未来の生活イメージも建築会社さんに相談してみてください。

4.建築会社よっては柱や壁が必要となる場合がある

間取りにもよりますが2台並列のガレージを作るときにガレージの真ん中に補強の壁を入れているお家を見たことがあるかもしれません。
インナーガレージの場合、できれば1台、幅3m、奥行き6mは欲しいので2台並列だと6m✖6mの大空間が必要になります。幅3mあれば駐車には困らないと思いますが、壁が無くせるなら無い方がいいな~という気持ちも分かります。ご相談されている建築会社さんでは壁を無くすことができず、どうしても大空間が作りたいという人はガレージ施工を得意としている会社さんにご相談しても良いかもしれません。

以上がインナーガレージを考える際の注意点となります。
平屋+ガレージなど群馬特有のものもありますが参考にしてみてください。

オールハウジングのインナーガレージ施工実例

vol.1 黒のシンプルモダンガレージハウス

幅6370mm×奥行8645mmの2台並列可能なインナーガレージ。
車を止めても後ろに余裕があるので趣味を存分に楽しめます。電動のシャッターも取付け、セキュリティ面も万全です。

vol.2 白が美しい平屋ガレージハウス

幅6370mm×奥行6370mmの2台並列可能なインナーガレージ。
もちろんガレージから直接玄関に入れるように扉を取り付け、急な大雨が降っても安心な設計です。黒のお家が多くなっていますが白のお家はやはり、美しいです。

vol.3 インナーオープンガレージハウス

幅5460mm×奥行5460mmの2台並列インナーガレージ。
お持ちの車種によって幅を変えることも考えておいても良いかもしれません。オープンガレージは排煙設備などが必要なく、金額を抑えることが可能です。

vol.3 書斎から愛車が見えるオープンガレージハウス

幅3195mm×奥行5460mmの1台止められるオープンインナーガレージ。
玄関をガレージ内に配置したのでギリギリにならないよう、少し広くサイズを取りました。書斎からも愛車を感じられる平屋ガレージハウスです。

まとめ

インナーガレージハウスは車好き・バイク好き憧れの住まいです。メリットは多く生活が豊かになりますが注意が必要な点もありますのでこの記事を参考にしてみてください。
しっかり特徴を把握したうえで、予算や生活イメージのバランスを取り納得のいくお家づくりをしてください。